カラオケはグループで行くのも楽しいですが、最近は初めて、1人きりで行ってみました。友達が遅れるというので、たまたま目に入った1人カラオケのお店にいったんですが、これが意外と楽しくて。
1人なら、うろ覚えの歌を間違えても恥ずかしくないし、逆に自信のある曲を何度も入れてすっかりはまってしまいそうです。誰もが、昔を思い出させてくれる曲をお持ちだと思います。
いわゆる懐メロになってしまいますが、私は、学生時代によくラジオでかかっていた曲が好きで。
今でも聞いたり歌ったりするとキュンとしてしまうので、1人のときに歌えば良いんだ!と(笑)。
若かりし日の気持ちに戻って情感たっぷりに歌っても恥ずかしくありません!客観的に見たら赤っ恥ものなんですが、誰に文句を言われることもありません(笑)。私にとって一番のストレス解消法は、散々騒げるカラオケで、定期的に毒だししています。
大声を出して、楽しい仲間と笑い合うことが、仕事のストレスがスーッと消えていくようです。
この年になると、大きな声を出すような機会があまりないし、歌のうまい、へたに関わらずステージに乗って歌えるなんて最高です。恥ずかしながら、帰り道ではガラガラ声になっていたほど、騒ぎ倒した経験もあります。
1人カラオケは、“お1人様ブーム”に乗って、最近は新たな消費者層として注目されていて、けっこう多いんだな、とは思っていました。
“お1人様焼き肉”なんてものもあるそうです。
気疲れした今の時代に合致した業態なのかもしれません。
お店に入るときは、少しおどおどしてしまいましたが、老若男女たくさんのファンを集めているようなので、今では普通のことと感じるようになりました。
同期同士での集まりも年に何度か企画していて毎回のカラオケもおなじみです。
まずは大勢で入れる飲み屋さんを予約して、2次会か3次会では、必ずと言っていいほどカラオケに流れますね。
飲み会では、それぞれの部署の様子などを情報交換してキャーキャー盛り上がるんですが、そのあとに歌って騒いで盛り上がると、そうすると悪酔いすることもなく、気持ちよく盛り上がることができます。
仕事仲間との飲みの後は、カラオケに流れることもしばしば。いつもの職場ではあまり私語はしないで仕事に集中していますが、お酒が入ってからカラオケに行くと、多少開放的になって人間関係の距離が縮まる気がします。
うまくコミュニケーションを取るきっかけになって、翌日からの職場の人間関係にも、良い影響を及ぼしています。学生時分は、今よりカラオケに入り浸っていたけれど、受験が終わった後にクラスのみんなで行って、盛り上がったのを覚えています。
試験が終われば長期休みなのでうれしくて、ジュースで乾杯しただけで、よくあそこまで楽しめたなものだなと思います。
会社に勤めだしてからは、取引先との折衝でストレスが溜まりますが、騒いだ後は気持ちがリセットされて、明日からも張り切っていこう、と思えます。一方で、最近のカラオケ店では、グループ客が盛り上がれる工夫も色々と用意されていると感じます。
部屋に備え付けのタンバリンがあったり、飲み会会場として活用できるよう、コースメニューをセットにしたプランもあります。
ノンアルコールカクテルや美容ドリンクなど、女性に嬉しいメニューは、どこのお店も競って揃えているように思います。